わくわく仕事
本日放送されたTV番組「サキどり↑」を見て、とても感動しましたのでご紹介します。
「サキどり↑」は、NHK総合の番組で、毎週日曜日・朝8:25~(約30分間)放送されています。
――――――― HPの番組紹介より ―――――――
『最先端の現場で見つけてきた、暮らしを良くする“種”となる「サキどり」情報をジョン・カビラと片山千恵子アナが明るく楽しく分かりやすくお届けします!』
6年目に入った「サキどり」は、ますます“最先端”の現場にこだわります。
“最先端”の現場には、私たちの身の回りの課題を解決するアイデアとなる
「サキどり」情報があふれています。
ディレクターひとりひとりが先鳥(サキどり)となって、
“最先端”で探してきた“幸せの種”をもとに、MC2人と多彩なゲストが
ワイワイガヤガヤと明るい未来のヒントを探ります。
――――――― ここまで ―――――――
紹介文の通り、知らなかった情報が満載で、そして
面白いので、毎週楽しみにしている番組のひとつです。
本日の放送は
『サキどり 空き家に眠る宝物 廃材をレスキュー!仰天!まさかの逸品が我が家に!?』
という題名で、空き家の廃材をレスキューして、アップサイクル(デザインなどにより、新たな価値をつけてリサイクルする)するという仕事をされているご夫婦の紹介でした。
空き家が増えてきている昨今、そこには古びた、だからこそレトロ感満載の昭和なデザインの窓ガラスや、いい感じに年季の入った木材など、見方を変えたら……お宝が!
わざわざ加工したダメージデニムなど、ユーズドってオシャレですもんね。
そんな感覚を家の木材や廃材に見出して、再生させるアイデアやセンスが素晴らしいです。
見ていて感動した言葉が3つありました。
まず、見極める基準について、
「次の世代に残したいかどうか」で決める。ということです。
次世代のことまで視野に入れて考えるって、忘れがちですが、とても大切なことだなぁと思います。そこをズバリと言い切っていらっしゃいました。素晴らしいです。
次に、空き家とはいえ、
「持ち主の気持ちを考えて、レスキュー後に掃除をしたり、無料で提供された場合には
レスキュー材料を使って、何かを作り、プレゼントしている」ということでした。
人の気持ちを本当に大切にされていることが垣間見られて、もうね、ぐっときました。
番組の中では、廃材で、素敵なデザインのお皿を手掘りされて、プレゼントしていました。
思い出深いかつてのわが家の一部で出来たお皿、他人の私が見ても素敵だと思うのですから、ご本人にとっては、ひとしお嬉しい一品なのではないでしょうか。
最後に、レスキュー&アップサイクルの
「知識・技術をシェアしたい」という言葉でした。
9月から始められたばかりというこの商売ですが、(素晴らしいからこそ)それを独り占めするのではなく、みんなにシェアするという、人間の大きさに、もう感服です。
東北から見学に来た方に、惜しみなくシェアされていました。
アイデアに、考え方に、そしてお客さんにも喜んでもらえ、かつ自分たちも楽しんで仕事をされている姿に、元気をもらえました。
☆写真は、黄金色の銀杏の木です。
銀杏の葉っぱの形って、変わっていて良いですね。大好きです。
★空き家がね 見方を変えたら レガシーに★