いい加減 は 良い加減 ♪
ある時、美容院で、担当の美容師さんから突然
「完璧主義」という言葉が聞こえました。
カット&カラーをしていただいていた時の事です。
それまでの話の流れ的にみて、唐突であったので、
その意味がよくわからず、それってどういう意味なのか を確認したところ、
「完璧主義でしょう?」と言われました。
なぜそう思うのかを聞いてみますと、
髪の毛の量が 多い からとのことです。
量が多いのは、「上へ上へ」と考えているかららしく、そうなのでは?と聞かれました。
まぁ確かに、「下へ下へ」とは考えたことがなかったなぁ。
人からも「前向きだね」と言われたこともあったなぁ。
性分としてそうみたいなので、今まで、上へ ということを特に意識して生きてきた という訳ではありませんでした。
その美容師さんいわく、
自分で意識していない人が多い そうです。
常に「上へ」と考えているので、今の状態に満足できず、
「自己評価が低く」そして「ドM」とのことです(笑)
まぁ確かに、自分でハードルを上げている ということに、心当たりがあるような気もしますね。
以前、心理学を勉強している友人に「インナーチャイルドをもっと愛してあげて!」と言われたことがあったことを思い出しました。
たまたま今日、ぱらぱらとめくった本の中に、「いい加減」は「良い加減」というのを見つけましたので、その言葉を自分に贈りたいと思います。
そして、頑張りすぎている方にもシェアしますね。
――――――― 「名言セラピー」より抜粋 P.72~73 ―――――――
リスって
かなりおおざっぱな性格の上に、
おまけに忘れっぽい。
適当に木の実を埋めるので、埋めた場所をすぐに忘れてしまうのです。埋めた木の実のうち、60%は忘れ去られるというデータがあります。
じゃあ、忘れ去られた木の実はどうなるのか?
そこから芽が出てスクスクと育ち、やがては木となります。
そう、森の木がスクスク育つのは、リスたちが忘れっぽいおかげなのです。
しかも、埋めるときのその性格が功を奏しています。
動物によっては、土を地下1mほど深くしっかり掘って木の実を埋めるのに、エゾリスやニホンリスは、地面を鼻でちょろちょろと掘る程度で、わずか2~4cm下に埋めます。
土をかぶせ、落ち葉をかけて、
ハイ、終了~。
かなりいい加減なんです!
でも、2~4cm下というのが、ちょうど湿気があり、適度に乾燥から守られており、発芽に最も適した環境なのです。逆に、土の深くにしっかりと埋められた木の実は発芽できないそうです。
リスの「いい加減」は、
山にとっては、ちょうど「良い加減」
だったわけです。
僕らはどこかで完璧であらねばならないと思っています。
でも、それもほどほど、適当でいいんじゃないでしょうか。
「適当」だって、「適度に当たっている」と書きます。
――――――― ここまで ―――――――
パンジーより小さいビオラ、可愛くて大好きです。
★生きている それが誰かの 役に立つ★