天国・地獄!?
本日、実にしみじみと 幸せ を感じました。
いつもと何ら変わったことは無いのですが、そのいつもの日常の中に心の底から ありがたい という気持ちがあふれて来ました。
もう10歳ほどになる小鳥を飼っているのですが、その小鳥が肩に乗ってきて、そして囀っているのを聞いた時です。
この子は、本当に頭が良くて、人の言葉を理解しているようなのです。
私が小鳥の名前を呼ぶと飛んで来ました。
肩の上ではゴキゲンで、ノリノリになって本当に楽しんで囀っています。
数週間前には少し元気がない日が数日あり、以前痛めた脚が痛そうな感じがして、家族で心配していましたが、今は回復して、本当に元気になっています。
この子の前に飼っていた小鳥は、数年で亡くなってしまいました。
当時、仕事が大変で辛くて、つい小鳥に「癒して」と接していたら、その気持ちを察してくれたようで、私の辛い気持ちを肩代わりしてくれたように、みるみる具合が悪くなってしまい、その後約1年で逝ってしまいました。
そのような事があったので、小鳥が元気かどうかは常に無意識にチェックしてしまいます。
そして、小鳥には「のびのびと楽しく生きて欲しい」と接することにしています。
ちょっとした呼びかけにも全身で嬉しそうに応えてくれる様子に、こちらも嬉しくなります。
今の子は、今まで飼ってきた小鳥たちの中で一番頭が良くて、「ダメ」ということはしないし、籠に入って欲しい時に理由を言ってお願いすると、わりとすんなり入ってくれたり、目が合うだけで飛んできたりと、愛嬌たっぷりで、家族みんなから「可愛い」「お利口さん」と愛されています。
そんな子と、『今のこの時を共有できている』ということをふいに意識して、心の底から幸せでありがたいなぁという気持ちがあふれたのでした。
現在の生活は、なかなか思い通りにならず、歯がゆい思いもしていましたが、「人生楽ありゃ苦もあるさ」ってな訳で、どこにクローズアップするかでまったく変わってくるのだと、頭では解っていたつもりの事が、やっと腑に落ちて、納得した感じがしました。
五体満足で、大病もしていないというだけで、どれほどありがたいか。
家族も元気にしていて、みんなで同じ時を共有できている。という幸せ感が、頭に思い浮かんできて、感謝の気持ちが身体中にあふれました。
最近は、心の余裕がなくなっていたんだなぁ。
天国と地獄の長いお箸の話を思い出しました。
どちらも食べ物は豊富にあるのですが、食事は長いお箸を使って食べなくてはなりません。
地獄では、長いお箸ではどうしても食事を自分の口に運ぶことができなくて、食べられません。
天国では、同じ状況なのに、みんなニコニコ食事をしています。
なぜかというと、長いお箸を使って、お互いに食べさせ合っているから。
というものでした。
同じ環境でも、考え方ひとつで、天国にも地獄にもなりえるという教えですね。
今をもっとより楽しく幸せに生きる知恵が、いつもの生活に埋もれているものなんだなぁと、あらためて気付きました。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ちっちゃくて、お目々ぱっちりで、2.5頭身で、いやぁ~可愛かった!
★幸せは 気持ち明るく してくれる★